寂しさと共にある

2026.06.15

一人で生きていける。

一人では生きていけない。

あらゆることを望まず、

あらゆるものを捨てれば、

物質的にも、精神的にも、人は一人で生きていける。

そうであったとしても、

一人ではないという事実は纏わりつく。

自分という一人の存在は二人の他者から生まれている。

人は一人で生まれて生きているわけじゃない。

一人称のみで人生という物語を語ることはできない。

「誰か」という存在が人生には付き纏う。

本当の意味で孤独にはなれない。

だから、一人であることを認識すると、寂しくなるのかもしれない。

生きるということは寂しさと共にあるようにみえる。